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現場スタッフが一番頭を悩ませたのは、「ア・バオア・クー」

2017年 3月 4日
バンダイ

なんであそこに、宇宙要塞ア・バオア・クーなの?

お台場、ダイバーシティ東京 プラザ7Fにある、ガンダムのリアルな世界観を体験・体感できる「ガンダムフロント東京」。その中には、さまざまなリアルを追求した迫力ある展示物があります。中でも一風変わった展示なのが、有料ゾーン内にある宇宙要塞ア・バオア・クーです。1/7500スケール(宇宙要塞とモビルスーツや艦艇とのスケール統一はされていません)ということですが、どうしてア・バオア・クーが選ばれたのでしょうか。ガンダムにはほかにもソロモンとか、宇宙要塞がたくさんありますよね?ガンダムフロント東京の建設を担当された、乃村工藝社の川原さんに取材しました。
「そうですね。初期の頃は本当にいろんなアイデアがあって、話し合いの中で形になっていったのです。なぜア・バオア・クーになったかというと、施設内の壁面にプロジェクターで歴代ガンダムの映像を流しているんですね。そのためのプロジェクターをどこかに設置しなきゃいけなかったのです。天井から吊るすには距離がありすぎるし、メンテナンスもしにくいので、タワー型のものを建てようと。縦長で、迫力があって、お楽しみの要素もあるもの、ということでア・バオア・クーが採用されました。」(乃村工藝社 川原さん)
まさかプロジェクターを設置するための台だったとはビックリです!意外なきっかけで選ばれたア・バオア・クーですが、実際に制作が進むとさまざまな問題が起きたとか。もともと巨大な岩のかたまりですから、ひとつのパーツがとても大きくなってしまいます。ストライクフリーダムガンダムと同じように、そのままでは建物内に搬入できなかったため、外壁ができる前にクレーン車で吊り上げて運び込んだそうです。さらに、制作スタッフも想定外の問題が……!

戦いは数だよアニキ!!リック・ドムが足りない問題

「要塞の表面に展開しているモビルスーツや艦艇ですが、サンライズさんから物語中の時間軸に合わせた設定をいただいて再現しています。どんな機種のモビルスーツが何機、どこにいてどんな戦闘をしていたのか、そういう細かいところまでちゃんと設定で決まっているんですよ。それを再現するために、モビルスーツはガンコレというバンダイさんの商品を使っているんですけど、当時もうバンダイさんにも在庫が残ってなかったんです。で、リック・ドムがどうしても足りない。ジャイアント・バズを持ってるやつがないんですよ! いろいろと手を尽くして実現にこぎつけました。本当にこれは、今でも一番忘れられないような思い出のひとつです。」(乃村工藝社 川原さん)
あのジオラマにそんな苦労話があったなんて……でも、そのかいあってかなり高い再現度が実現したそうですよ。
「ジオングとガンダムが戦っている近くには、ちゃんとカイとハヤトが乗っているガンキャノン(108と109)と、もう1体のガンキャノンがいます。その反対側では、フルアーマーガンダムとジョニー・ライデンのゲルググが戦っています。ガンダムはたくさんのサイドストーリーがあって、いろんな戦いが同時進行で起きているんですけど、それをなるべく再現しています。是非ガンダムフロント東京で実物を見て頂きたいですね。」(乃村工藝社 川原さん)
ちなみに宇宙要塞に展開しているミニチュアの全容ですが、艦艇は約30隻、モビルスーツは総数約300体もあるそうです!

ガンダムフロント東京の営業は2017年4月5日(水)まで。宇宙要塞ア・バオア・クー、ぜひ川原さんの努力を実物で見てください!その他にも大迫力の1/1ストライクフリーダムガンダムの胸像や、360°の全天周映像でリアルなガンダムの世界観を体験できる「DOME-G」なども楽しめます。

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